高額配当を狙え!ベトナム株配当状況(平成30年1月~8月)
経済成長率が著しく、高配当ももらえる新興国株でキャピタル・ゲイン(売却益)とインカム・ゲイン(配当収益)を狙うため、現在、数十万円程度ではありますが、ベトナム株に投資しています。
今回は、今年8月末時点での保有しているベトナム株配当状況について、ご紹介したいと思います。
《ベトナム株に投資する理由》
1 著しい経済成長
2015年から経済成長率平均6.5%と高く(日本は同時期1.3%)、今後も高い成長率の維持が見込まれる。
2 国民の平均年齢が若い
人口約9200万人の平均年齢は30歳と非常に若く、労働力が豊富で今後の消費力向上も期待できる。
3 未整備のインフラなど伸びしろが大きい
物流や交通などのインフラ整備が不十分で、今後の成長の余地が高い。
といった理由から、既にある程度の成長を遂げているシンガポールやインドネシア、タイといったASEAN諸国よりも、インカム・ゲイン、キャピタル・ゲインの双方で利益を得られそうだと踏んで、ベトナム株に投資しています。
《ベトナム株の配当状況(平成30年1月~8月)》
私が保有しているベトナム株は、
- ペトロベトナムガス 550株 26万5,996円相当
- ビナミルク(ベトナム乳業) 200株 15万4,056円相当
- ノイバイ貨物サービシズ 360株 14万6,412円相当
- ビンホアン 500株 16万9,295円相当
の4銘柄です。ペトロベトナムガス、ビナミルクは昨年9月、ノイバイ貨物サービシズは今年3月、ビンホアン今年8月に購入しました。ベトナム市場はまだ小さく、小さな企業だと倒産の危険性もあるので、保有している銘柄はどれも時価総額が大きく、ベトナム市場での取引量が多いものを選んでいます。
ベトナムの通貨はドンですが、なじみの少ないドンでの表記だとわかりにくいので、すべて日本円に換算(8月12日現在)してお話しします。
また、ビンホアンは購入したばかりで配当が無いため、今回はビンホアンは抜いて、お話ししたいと思います。
まず、今年1月以降の各銘柄の配当合計額は、
- ペトロベトナムガス 5,346円(①7月26日・5,346円) 2.0%
- ビナミルク 2,844円(①4月2日・1,401円、②6月27日・1,443円) 1.8%
- ノイバイ貨物サービシズ 8,694円(①6月29日・8,694円) 5.9%
でした。配当合計額のカッコ書きは配当日とその金額、さらにその右の数字は8月末時点での配当率となります。
ペトロベトナムガスとビナミルクはそれほど大きな配当率ではありませんが、ノイバイ貨物サービシズは配当1回で配当率5.9%となっています。
いろいろ調べてはいますが、ベトナムの配当は原則的には年に4回支払われるようですが、配当金を決定する株主総会が延期になるなどの様々な要因で、配当支払いが数か月遅れたり、2回分が一緒に支払われたりするようです。
ペトロベトナムガスは、昨年は10月10日に2,722円、12月14日に2,739円の配当が入っており、いつ配当が支払われるかは、正直なところ、読めません。
したがって、現時点では、ノイバイ貨物サービシズの配当が大きい、ペトロベトナムガスとビナミルクの配当率はあまり高くないことだけがわかっています。
結論としては、配当日が流動的なので、今年、どのくらいの配当が入るのかは不確定です。ベトナム株に大きな動きが無ければ、今年末に改めて今年一年の配当状況を検証し、配当額の大きな銘柄に追加投資していきたいと思います。
この記事へのコメント
どうもありがとうございました!clifton guest